水子供養の方法|水子地蔵へのお参りとお寺選びについて

水子地蔵

自分の気持ちを整理しながらも、この世に生を受ける前に亡くなった赤ちゃんがあの世で幸せに暮らせるように願って祈ることが、水子供養のお参りの意味するところです。なかでも、「水子地蔵」へお参りをすることで供養をする方法があります。

そこで今回は、一般的な水子地蔵へのお参りの仕方供養する際のポイントなどをご紹介します。

水子地蔵とは?

水子供養

水子地蔵とは、水子の魂を見守り、天国へと導いてくれるお地蔵様だと言われています。

そもそも、なぜお地蔵様なのかというと、お地蔵様は子どもを守る神様として信仰されることが多いことが理由です。また、魔を祓って元気に過ごせるように…という祈りを込めて赤いよだれかけが奉納されます。

このことから、水子供養を受け付けているお寺には、水子地蔵が祀られていることが多いです。大きな地蔵菩薩像の周りに小さな菩薩像を並べているのが特徴で、それが水子にとってのお墓代わりになります。

また、どうしてもお寺にお参りできない方のために、お寺によっては自宅でお参りをするための水子地蔵を扱っているところもありますので、気になる方は、一度問い合わせてみられてください。

水子地蔵へのお参りとは?

上記にもあるように、水子地蔵は水子のお墓の代わりであるため、水子地蔵へのお参りは一般的なお墓参りと同じだと考えられています。

ですので、基本的にはお墓参りと同様に、定期的にお供え物などを持ってお参りに行くことが理想的です。

「生まれてくることができなかった赤ちゃんに会いに行く」という意味がありますので、心を込めて冥福をお祈りしましょう。

水子地蔵へお参りするときのお供え物

水子地蔵へお参りするときのお供え物

水子地蔵にお参りの際のお供え物には、ぬいぐるみやおもちゃ、お菓子など、赤ちゃんが喜びそうな物を持っていくのが良いでしょう。

また、お参りをする際に使うお線香やお花は、お寺によっては準備してもらえるところもあるので、お参りする際に事前に問い合わせてみると良いでしょう。

他にも、亡くなった赤ちゃんのエコー写真などを供養してもらえるお寺もあるので、あわせて確認してみましょう。

水子供養をお願いするお寺選び

水子供養をお願いするお寺選び

水子地蔵へのお参りは一般的なお墓参りと同様、一生のお付き合いとなりますので、きちんと供養してもらえるお寺を選ぶことが重要です。

お寺といっても様々で、水子供養を専門で行なっているお寺もあれば、宗派などによって水子供養を受け付けていないところもあります。

お寺を選ぶ際は、事前にインターネットなどでお住いの地域の水子供養を受け付けているお寺を調べることをおすすめします。「お住いの地域」+「水子供養」で検索すれば、その地域で水子供養を受け付けているお寺の候補がいくつか表示されるでしょう。

ご注意いただきたいのは、悪徳商法や霊感商法などで水子供養を受けている心ない業者です。「水子供養を行わないと災いが起こる」などということはあり得ませんので、どうかお気をつけください。

クチコミや評判も参考にしながら、しっかりと供養をしてもらえて信頼できるお寺を見定めるように心がけましょう。

当サイトでは、大阪で【水子供養】がお願いできる寺社 5選 という記事をご用意していますので、参考になさってください。

まとめ

水子地蔵へのお参りは、生まれてこれなかった赤ちゃんに会いに行くということですので、定期的にお参りをするようにしましょう。

なかなかお寺にお参りに行けないという方は、ご自宅用の水子地蔵を扱っているお寺などもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

水子供養で大切なのは、赤ちゃんのことを忘れることなく、幸せを祈りながらご自身の気持ちの整理をして、今後の人生を前向きに歩んでいくことです。

ぜひとも、ご自身のライフスタイルに合った方法で、水子供養をしてあげてください。

 

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