妊婦さんの強い味方である「安産祈願のお守り」。
自分で買う場合もあれば、身内や友人からもらうことなどもありますよね。
この記事では、安産祈願のお守りはいつ購入すれば良いのか、産後のお守りはどうすれば良いのか、プレゼントする際のマナーや注意点など、安産祈願のお守りに関する内容をまとめてみました。
安産祈願のお守りとは?
安産祈願のお守りとは、母子ともに何ごともなく無事にお産ができるように…という願いが込められたお守りです。
いくら医療技術が発達しているといっても、出産には不安がつきもの。そんな不安が少しでも和らぐように、神社やお寺での安産祈願ではお守りが授与されるケースが多くあります。
お守りを身につけることで「神様や仏様に守られている」という気持ちが生まれ、出産に対する不安を和らげることができるでしょう。
安産祈願のお守りを買う場所と時期
安産祈願のお守りは、他のお守りと同じように神社やお寺で購入することができます。
大阪では、坐摩神社や常光円満寺などが人気があります。
お守りの購入時期に決まりはありませんが、妊娠がわかってすぐよりは、「安定期」と言われる妊娠5ヵ月(16週)に入ってからの方が良いでしょう。
多くの方は、安定期に入った最初の戌の日に、神社やお寺で安産祈願をしてもらった時に購入されています。
ただし、妊婦さんの体調が最優先ですので、くれぐれもご無理のないようにしてくださいね。
安産祈願のお守りをプレゼントする時のマナーと注意点
身内や友人の妊娠がわかると、神社やお寺などで安産祈願のお守りをプレゼントしようと思うこともありますよね。
そこで、安産祈願のお守りを渡す際のマナーや注意点をお伝えします。また、自分がお守りをもらった時のお返しについてもあわせてご紹介します。
お守りをプレゼントするときは「安定期」を過ぎてから
妊娠初期はトラブルが起きやすく、妊婦さんもつわりなどでなかなか人に会いづらい時期です。そのため、あまり早いタイミングでお守りを渡すことは好ましくありません。
さらに、早いタイミングで渡すと妊婦さんにプレッシャーを与えてしまい、逆効果になる場合もあるので控えましょう。
お守りを渡すタイミングとしては、一般的に「安定期」と言われる妊娠5ヵ月を過ぎたくらいの時期に渡すのが良いでしょう。
なお、臨月(妊娠10ヵ月)が近づいてくると、妊婦さんは移動だけでも大変になります。呼び出してお守りを渡すといったことは避けましょう。
プレゼントする妊婦さんがすでにお守りを持っていても大丈夫?
お守りをプレゼントする際、相手の妊婦さんがすでに安産祈願のお守りを持っていたとしても問題はありません。
そんな場合は、神様や仏様同士が協力して守ってくれると言われています。
お守りをもらったときのお返しはどうすれば良い?
お守りをくれた人に必ずお礼の品を贈らなければならない、といった決まりはありません。
出産後に「お陰さまで無事に出産することができました。」と、お礼も兼ねて出産報告をすれば喜ばれるでしょう。
産後のお守りはどうしたらいいの?
産後のお守りは、購入した神社やお寺に出産報告を兼ねて返納するのが一般的です。
必ずしも同じ場所に返す必要はありませんが、気になる方は、事前に参拝する神社やお寺に確認をしておくと良いでしょう。
お守りを返納する時期は、落ち着いた産後1ヵ月のお宮参りのときでも大丈夫です。
まとめ
今回は安産祈願のお守りについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
出産は人生における一大イベントのひとつなので、楽しみな反面、不安やプレッシャーも大きいですよね。安産祈願のお守りは、そんな不安やプレッシャーを和らげてくれることでしょう。ぜひ、神社やお寺で安産祈願をしてもらってくださいね。
また、せっかく安産を願ったお守りでも、プレゼントするタイミングによっては逆効果になる場合もあるので、渡すときは今回の記事を参考にしていただけると幸いです。
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